将来もずっと自分の足で元気に歩きたい方、ぜひご覧ください!

今日は、先日受けたセミナーから学んだことをシェアさせていただきます!

理学療法士の石井信一郎先生のセミナーなのですが

とても分かりやすくて面白くて夢中になってしまいました

 

その中から人間の進化論と姿勢についてお話ししていきます!

 

二足歩行になった人間の進化論を少しお話しすると

犬などの4つ足動物から

さるなどの2足歩行+前足

人間の2足歩行

 

に進化していきました

上のイラストを見て何か思い当たる所はありませんか?

 

人間の進化を書いたものですが

逆に見ていってください

現代人の姿勢が崩れている人って

左から3番目辺りの方が多いのではないでしょうか?

 

そして左から2番目辺りは老人の姿勢によく似てませんか?

 

人間の退化は進化してきた順番に退化するそうです

 

さるから人間に進化した時に大きく変わったのが

上半身の重心が股関節の上にきたことです

そしてその為には

腰椎(腰の背骨)が前湾(前に湾曲する)する必要があった

腰椎が前湾すると骨盤も前傾してきます

 

そうすることで上半身の重心を股関節の上に持ってきたのです

 

でも現代のお年寄りのほとんどの人が

背骨が湾曲し

背骨が湾曲する事で

上半身の重心が股関節よりも前に位置してしまい

そのバランスをとるために

骨盤を後傾(後ろに倒す)してしまいます

 

これは力学的にはバランスが取れて動けるのですが

 

人間が実際にこの姿勢で日々生活を送るとどうなるか?

 

 

身体にどのような影響を与えるかと言うと

下肢にかなりの負担がかかってきます

 

骨盤が後傾する事で

大腿や下腿が外に回旋してしまい

足部も回外してしまいます

 

こうなると膝や足首、股関節に負担がかかり

股関節や膝、足関節に痛みが出たり

関節を変形させてしまったりします

 

お年寄りの症状ってこの辺りに出ている方が多いですよね

もちろん腰にも負担がかかってきて

腰痛やヘルニアなどになる方も多いですね

 

ではこうなって行かないためにどうしたらよいか?

 

骨盤が後傾してしまうのには

体幹がしっかり固まっていないことが大きな理由になってきます

 

よくここで出てくるのが腸腰筋

腸腰筋も大切なのですが

この筋肉に加え多裂筋も重要になってきます

 

多裂筋と腸腰筋は

腰椎の椎間ひとうひとつに左右に付いていて

お互いに作用しています(4方向)

 

この4方向の筋が1つでも筋不全になると

すべての筋が機能しなくなり

椎体を支えられなくなり

椎体がすべったりします

 

この多裂筋や腸腰筋が弱いと

腰椎がニュートラルの位置に保てず

後湾してしまいます

 

また歩行時、足を後ろに蹴り上げる際に

この体幹が固まっていないと

足を後ろに蹴り上げようとした際に

骨盤が引っ張られて後傾してしまい

上手く歩く事ができません

 

以上のように背骨(胸椎)が曲がってくることで

バランスを取る為に腰椎を後湾させて

骨盤を後傾させてしまいます

 

現代の若い方も胸椎が曲がって

腰椎も後湾してしまっている方

この状態でガチガチに固めてしまっている方も多いです

これが進行していくと

お取り寄りの姿勢にまっしぐらです

 

一番右のイラストは腰の辺りが前に湾曲してますよね

そうする事で重心が一直線に通っています

でも左に行くにつれて腰の前湾が無くなって膝も曲がってきてませんか?

 

今は若さでカバーできていても

今後そのままの姿勢を続けていると

杖が無いと歩けなかったり

自分だけの力では歩けなくなったりする可能性は十分にあります

 

今の姿勢が気になる方

背中が常に辛い

腰が痛い

骨盤が後傾してる

もしくは腰が反ってる

と言う方

 

関節や筋肉の機能性を高めて

コアな筋肉を鍛えることをお勧めします!

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